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ニワトコ
Sambucus racemosa ssp. sieboldiana
 ニワトコというと、葉の構造を顕微鏡で観察するとき、断面をカミソリでうすく切るためにはさむのに使うピス(髄)として使っていたのを思い出します。ニワトコの枝は中心部が発泡スチロールぐらいのかたさの髄になっており、これを取りだしたものがピスにされていました。今も同じように使われているかはわかりません。高さ6mほどになり、3〜5月、直径4〜5mmのクリーム色の小さな花を円錐状にたくさんつけます。林縁に生え、特徴のある大きな羽状複葉で気づくことが多いように感じます。
■撮影地別
 ○神奈川県座間市
 ○宮城県仙台市

クローズアップ
■群落
2012.4.21 神奈川県座間市
2024.4.20 宮城県仙台市
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