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ナカガワノギク (那賀川野菊)
Chrysanthemum yoshinaganthum
 ナカガワノギクは徳島県を東流する那賀川の中流域に特産するキクです。大雨で増水したときに水をかぶるところでは、水の抵抗の少ない流線型の葉をした植物がみられ、「渓流沿い植物」と呼ばれています。ナカガワノギクもその一つで、葉は細長く、他のキクと異なって葉が切れこむのは先端だけです。多雨地帯で増水することが多い那賀川の岩場に適応して、リュウノウギクから分化したといわれています。茎の下半分には葉がなく、茎が倒れやすくなることで、増水時でも茎が折れにくくなっています。
■撮影地別
 ○徳島県相生町
 ○徳島県鷲敷町

クローズアップ
■群落
2004.11.15 徳島県相生町
2004.11.15 徳島県鷲敷町
Before Plant   Next Plant “特選”Photo Gallery「ナカガワノギク」