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クルマバナ (車花)
Clinopodium chinense ssp. grandiflorum var. parviflorum
 クルマバナはトウバナ属の中では標高の高いところに生える種類らしく、高原の草地でよく見かけます。よく似て高山まで上がるものがあり、こちらはミヤマクルマバナと呼ばれ、別種として区別されています。ヒョロヒョロと長くのびた花序が特徴で、紅紫色の花は輪生状になって数段つきますが、花そのものよりも毛が密生した茶色い萼の方がよくめだちます。倉木山では、山頂近くの見晴らしのよいススキ原のところどころで花をつけていました。
■撮影地別
 ○大分県倉木山
 ○滋賀県伊吹山

クローズアップ
■群落
2000.9.2 大分県倉木山
2005.6.25 滋賀県伊吹山
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