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キクムグラ (菊葎) | |
Galium kikumugura | |
カラマツ林下をたどる登山道では林床に咲く植物は少なく、歩くペースが急に上がりました。それでもクルマムグラやオオヤマフスマが現れ、カメラを向けているときに気づいたアカネ科の植物がありました。4枚ずつ輪生する葉の先端はきゅっとすぼまり、ヨツバムグラとはちがいます。よく見ると花のつけねに小さな葉のような苞があり、この特徴からキクムグラとわかりました。北海道〜九州の山地に生え、高さ20〜40cmになりますが、こんな地味な花でなぜ名前に「菊」とつくのかよくわかりません。 | |
■撮影地別 ○長野県霧ヶ峰 ○神奈川県鎌倉市 ■クローズアップ ■群落 |
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2012.6.24 長野県霧ヶ峰 |