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イナトウヒレン (伊那唐飛廉)
Saussurea inaensis
 種数が多く、分布域も広いトウヒレン属ですが、長野県からはその1つとして、伊那地方に固有で、山地の蛇紋岩地に生えるイナトウヒレンが知られています。一般にイメージするトウヒレンより小型で、高山植物でもないのに高さは30〜50cmしかなく、頭花の総苞のサイズは1cmと小さめです。茎は細いし、葉も細長いうえに鋸歯はめだちません。蛇紋岩の露頭周辺に点々と生えていましたが、シカの食害による影響か、開花株は少ないうえにまだつぼみで、多くはロゼット状の根生葉だけでした。
■撮影地別
 ○長野県


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2014.9.14 長野県