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ヒヨクソウ (比翼草)
Veronica melissifolia
 比翼の鳥というのは中国の伝説上の鳥で、雌雄が1つずつの目と翼を持ち、いっしょでないと空を飛べません。このため、男女の深いちぎりのたとえに用いられ、唐の白楽天の「長恨歌」でもとりあげられています。ヒヨクソウは、花そのものはクワガタソウ属らしいかたちですが、よくめだつ特徴は、葉のつけねから左右に長い花柄をのばすことで、これを比翼の鳥にたとえてついた名前といいます。どちらかといえばめずらしい植物ですが、伊吹山では山頂周辺の草原で小群落となっているのを見かけます。
■撮影地別
 ○滋賀県伊吹山


クローズアップ
■群落
2005.6.25 滋賀県伊吹山
2005.6.25 滋賀県伊吹山
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