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タチスゲ (立菅)
Carex maculata
 タチスゲは関東地方以西に分布し、湿地や林縁の湿りけのあるところに生えて高さ50cmほどになります。全体に白っぽいのが特徴で、葉裏に乳頭状突起が密生して粉を吹いたように緑白色になるほか、長さ3cmほどの雌花穂も、他のスゲにくらべると光沢がなくてマットな印象を受けます。果胞の表面にも白っぽい乳頭状突起がびっしりとつき、鱗片にも白いすじが入ることから、遠目には白っぽく見えるのでしょう。タチスゲ属はアオスゲ属に似ますが、雌しべの柱頭が3裂するのが特徴です。
■撮影地別
 ○佐賀県樫原湿原


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2019.6.2 佐賀県樫原湿原