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ショウジョウスゲ (猩猩菅)
Carex blepharicarpa
 ショウジョウスゲは草地や湿原に生え、低地から高山までと幅広い生育環境をもつスゲです。高さは30〜40cm、葉は密に叢生し、長くのびた花茎の先端に棍棒状の雄小穂がつき、その下に雌小穂が数個ならびます。雌花をおおう鱗片は赤褐色で、この色から「猩猩」を連想したものです。猩猩は中国の想像上の怪獣のことで、毛が長くて朱紅色をしているそうで、転じてオランウータンも指します。同じように赤い色に着目した名前を持つ生物として、ショウジョウバエやショウジョウトンボが挙がります。
■撮影地別
 ○群馬県至仏山


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2011.7.24 群馬県至仏山