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サドスゲ (佐渡菅)
Carex sadoensis
 山地の湿原に生えるスゲは種類が多く、なかなか区別しにくいのですが、サドスゲの場合は、雄性の頂小穂と雌性の側小穂のいずれもが赤茶色であることが特徴となって、わりあいにわかりやすい種類です。北海道と本州の中部地方以北、遠く離れて鳥取県の大山に分布し、名前からもわかるとおり、日本海側で多く見られるようです。高さは50cm前後、葉はやわらかい印象で、花序がないとイネ科とあまり区別がつきません。群馬県の山奥では、散策路ぞいの湿地で水につかって群生していました。
■撮影地別
 ○群馬県みなかみ町


■クローズアップ

■群落
Before Plant   Next Plant 2007.7.7 群馬県みなかみ町