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ヌカキビ (糠黍)
Panicum bisulcatum
 キビはもっとも古く栽培されはじめた植物の1つとされ、東アジア〜中央アジアの温帯が原産といいます。このほかに食用とならない近縁野生種がいくつか知られていて、日本に広く分布するものとしてヌカキビがあります。田畑の周辺や空き地に生え、高さ1mほどになります。秋口に上がってくる円錐状の花序が特徴的で、左右に細い枝を伸ばし、先端に2つの小花からなる花穂をつけます。全体に弱々しい印象ですが、観察すると強風にも倒れることなく、花序をしなやかになびかせます。
■撮影地別
 ○神奈川県鎌倉市
 ○神奈川県逗子市

■クローズアップ
群落
2025.10.5 神奈川県鎌倉市
2025.12.7 神奈川県逗子市
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