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ムカゴソウ (零余子草)
Herminium lanceum var. longicrure
 阿蘇の外輪山で、汗をかきつつ炎天下の舗装道路を進んでいたところ、法面の草地に2株ならんで生えるムカゴソウが目に入りました。このランの特徴はなんといっても、長さ5mmほどの小さな黄緑色の花を密につけ、長い穂状花序となるところで、花の数は日本のランとしてはトップクラスに多いように感じます。国内では北海道南部以南に分布するほか、亜熱帯〜熱帯アジアやインドまで知られる広域分布種です。地下の楕円形のイモがあることから、ムカゴに見立ててこの名前があります。
■撮影地別
 ○沖縄県東村
 ○熊本県阿蘇

クローズアップ
■群落
2018.8.4 熊本県阿蘇
2018.8.4 熊本県阿蘇
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