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イヌノヒゲ (犬の髭)
Eriocaulon miquelianum
 ホシクサ属は頭花が丸く、総苞がめだたないグループと、頭花はひっくり返した円錐状となり、長くのびた総苞片が放射状に広がるグループに分かれます。イヌノヒゲは後者の代表といえ、高さ5〜10cmの1年草で、日当たりのよい湿りけのある環境に生えます。名前もこの総苞片をイヌノヒゲにたとえてついたものといいます。葉は株もとにロゼット状に広がります。撮影した場所は山地の稜線で砂礫地が広がっていましたが、雨や霧で水分が供給されるのか、イヌノヒゲが群生していました。
■撮影地別
 ○山梨県山中湖村
 ○熊本県阿蘇

クローズアップ
■群落
2013.8.24 山梨県山中湖村
2019.9.7 熊本県阿蘇
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