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ホロムイソウ (幌向草)
Scheuchzeria palustris
 ホロムイソウは、写真をみればわかるとおりいたって地味ですが、1科1属1種の植物で、分類上も単子葉植物の中では最も原始的なものの一つとされており、本州ではめずらしい種類といえます。よく見ると花はユリ科などと同じ3数性で、花被片は6つ、雄しべは3つあるのがわかります。尾瀬ヶ原では、6月頃、水が停滞するようなところを注意深く探してみると、色とりどりの花たちのかたすみで、ホロムイソウがひっそりと花をつけているのを見つけることができます。
■撮影地別
 ○群馬県尾瀬ヶ原


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2000.6.25 群馬県尾瀬ヶ原