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ヒゴコバイモ (肥後小貝母)
Fritillaria kiusiana
 九州のコバイモはホソバナコバイモトサコバイモの2種が知られ、中南部に分布し、雄しべが紫色のものは、四国と同じトサコバイモとされていました。その後、2016年にトサコバイモに関する新しい見解が示され、九州産は花被片のすじが線状で、四国産のような網目状にならない特徴から、新種のヒゴコバイモとして扱われるようになりました。ホソバナコバイモとは分布ですみ分けているようですが、3種の種分化の経緯や近縁度も含めて、よりくわしいリサーチを期待したいところです。
■撮影地別
 ○熊本県阿蘇


クローズアップ
■群落
2023.3.19 熊本県阿蘇
2023.3.19 熊本県阿蘇 2023.3.19 熊本県阿蘇
2023.3.19 熊本県阿蘇 2023.3.19 熊本県阿蘇
Before Plant   Next Plant 表紙によせて「ヒゴコバイモ」