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チゴユリ (稚児百合)
Disporum smilacinum
 チゴユリは低山の落葉樹林の林床でタチツボスミレよりも少し遅れて花を咲かせます。茎の先端につく花の数は普通ひとつですが、ときどき2つあるものも見かけます。地中に匐枝をのばしてさかんに栄養繁殖をするため、条件がよいと写真のような大きな群落となることもめずらしくありません。葉や花のかたちがユリにいくぶん似ていて、ユリよりもずっと小さいため、赤ん坊を意味する「稚児」にたとえてこの名があります。同属のホウチャクソウとの雑種があり、ホウチャクチゴユリと呼ばれます。
■撮影地別
 ○東京都武蔵村山市
 ○東京都高尾山
 ○新潟県佐渡島
クローズアップ
群落
2000.4.12 東京都武蔵村山市
2006.4.29 東京都高尾山 1995.5.27 新潟県佐渡島
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