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ヤマブドウ (山葡萄)
Vitis coignetiae
 ヤマブドウは北海道〜四国の山地に生える野生のぶどうです。中部地方で現れるのは標高の高いところですが、東北では低山にも生え、大きな葉が目につきます。雌雄異株で秋には黒紫色に熟し、粒のサイズこそ1cmほどと小さいものの、甘酸っぱい果実を多くつけることから、古くから生食されてきました。その蔓は丈夫で、編んで籠として利用するなど、山での生活と密着した植物の1つです。最近ではヤマブドウを栽培してワインの原料としたり、醸造用ぶどうの交配親にも利用されます。
■撮影地別
 ○福島県磐梯山


クローズアップ
■群落
2024.6.22 福島県磐梯山
2024.6.22 福島県磐梯山 2024.6.22 福島県磐梯山
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