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ツゲ (柘植)
Buxus microphylla var. japonica
 ツゲといえばかたい材として知られ、印鑑をはじめとして櫛や彫刻などの強度が求められる物の材料として利用されています。蛇紋岩地や石灰岩地に生えることが多く、大きなものは高さ数m、幹の直径50cmになります。古処山の上部は石灰岩がところどころに露出し、やや歩きにくいところもあります。そんな環境でもツゲは気にせずに根を下ろしていました。花序は葉のつけねにつき、1つの花のように見えますが、まんなかに雌花が1つ、そのまわりに雄花が数個ならび、いずれも花弁はありません。
■撮影地別
 ○福岡県甘木市


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2006.3.26 福岡県甘木市