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ノイバラ (野茨)
Rosa multiflora
 バラといえば欧米ではもっぱら鑑賞の対象としてみられてますが、日本では花よりもむしろ、そのトゲや枝をのばしてつる状になることで古くから人々に認識され、万葉集でも詠まれているほどです。名前もこういった特徴をあらわす「茨」の字があてられており、「ばら」という呼び名は「いばら」が短くなったもののようです。ノイバラは日本に自生するバラ属のなかでもふだん目にする機会の多い種類で、花は直径2cmと小さめですが、顔を近づけるとよい香りがするのは園芸品種と変わりません。
■撮影地別
 ○東京都国立市
 ○神奈川県鎌倉市
 ○神奈川県横須賀市(果実期)
クローズアップ
■群落
1994.5.21 東京都国立市
2005.5.15 神奈川県鎌倉市    2022.12.30 神奈川県横須賀市
Before Plant   Next Plant “特選”Photo Gallery「ノイバラ」