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ホソバハマアカザ (細葉浜藜)
Atriplex gmelinii
 ハマアカザ属は塩分の影響を受けやすい海岸をすみかにするグループで、その一つであるホソバハマアカザは北海道から九州まで広く分布し、海岸の砂地で見られます。葉は細長く、白い粉のようなものがついて白っぽく見え、アカザとはかなり異なる印象です。花期は夏から秋にかけてで、写真の個体は花穂を出したばかりで花は開いていませんが、一つの花穂にごく小さな雄花と雌花が一緒につきます。天神島では、他の植物が入りこめないような波打ちぎわの砂浜に群生していました。
■撮影地別
 ○長崎県雲仙市
 ○神奈川県横須賀市

クローズアップ
■群落
2018.9.16 長崎県雲仙市
2006.10.8 神奈川県横須賀市   
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