Home > 野生植物図鑑 > 双子葉植物離弁花類 > チシマネコノメソウ

チシマネコノメソウ (千島猫の目草)
Chrysosplenium kamtschaticum
 ネコノメソウ属は東アジアに分布の中心があり、水量や積雪が多い影響か、日本は固有種が多いことが知られています。一方で大陸と共通する北方型の種があり、ツルネコノメソウマルバネコノメソウとならんで挙げられるのがチシマネコノメソウです。カムチャッカ半島から北海道、本州近畿以北にかけて分布し、雪の多い地域で見られます。萼裂片が大きく開いて8つのオレンジ色の雄しべがはっきり見えるのが特徴で、本州産をミチノクネコノメソウと変種レベルで分ける見解もあります。
■撮影地別
 ○宮城県仙台市


クローズアップ
■群落
2024.4.6 宮城県仙台市
2024.3.24 宮城県仙台市 2024.3.24 宮城県仙台市
Before Plant   Next Plant