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バクチノキ (博打の木)
Prunus zippeliana
 バクチノキは、バラ科にはめずらしい秋咲きの常緑高木です。関東南部以西の山地の谷沿いなどに生え、9〜10月に総状花序に直径6〜7mmの雄しべのめだつ白い花をつけ、翌年の5月ごろにゆがんだ長楕円形の果実を実らせます。神奈川県は分布の北端とあって数は少なく、湯河原町や小田原市など西部が中心で、写真は例外的に藤沢市内の寺に古くから生えるものです。樹皮が鱗状にはがれて灰褐色の地肌が見えることから、博打で負けて身ぐるみはがされたようすに例えた名前といいます。
■撮影地別
 ○神奈川県藤沢市


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2020.9.22 神奈川県藤沢市