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シナノタンポポ (信濃蒲公英)
Taraxacum platycarpum
subsp. hondoense
 北海道〜中部にかけては、写真のように頭花の総苞片の真ん中が外側に湾曲し、総苞の下半分がぽっこりとふくれて見える在来タンポポが分布することが知られており、これをまとめてエゾタンポポとしていました。ところが最近では、本州中部の平地や丘陵地に分布するものは、3倍体のエゾタンポポとちがって2倍体で、受粉しないと種子ができない特徴を持つことから、別種のシナノタンポポとするのが一般的になってきました。中部地方の里山では普通に見かけるタンポポです。
■撮影地別
 ○新潟県長岡市
 ○長野県松本市

クローズアップ
■群落
2007.5.3 新潟県長岡市
2003.6.8 長野県松本市
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