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オゼミズギク (尾瀬水菊)
Inula ciliaris var. glandulosa
 尾瀬といえども、真夏の晴れた日に湿原を一日歩けば、大汗をかくほどの暑さになります。この時期の湿原の主役の一つがオゼミズギクです。カセンソウの仲間で、高さはせいぜい50cmとカセンソウよりも小型ですが、直径4cmほどの大きな頭花を上向きにつけて群生するため、満開のころには黄色い花がまるで花壇に花を植えたように一面に広がります。東北地方に分布するミズギクの変種で、上部の葉に腺点が多いことで母種と区別されます。写真は上田代の木道のすぐ横に咲いていたものです。
■撮影地別
 ○群馬県尾瀬ヶ原


クローズアップ
■群落
1998.8.8 群馬県尾瀬ヶ原
2007.8.4 群馬県尾瀬ヶ原
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