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ムラサキニガナ (紫苦菜)
Lactuca sororia
 アキノノゲシ属は黄色い花をつけるものが多いのですが、ムラサキニガナは名前のとおり、例外的に紫色の花を咲かせます。頭花の長さは1cmくらいあるとはいえ、細長いかたちをしていて先端だけが広がっているので、うす暗い秋の樹林下ではあまりめだちません。茎葉は鋸歯がめだたない細長い葉なのに対し、写真では写っていませんが、根生葉はタンポポのような深い切れこみのある葉です。本州以西に分布するものの、関東地方では見る機会は少なく、西日本に分布の中心があるようです。
■撮影地別
 ○宮崎県尾鈴山
 ○神奈川県葉山町

クローズアップ
■群落
1994.9.23 宮崎県尾鈴山
2016.6.26 神奈川県葉山町
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