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コアブラツツジ (小油躑躅) | |
Enkianthus nudipes | |
アブラツツジが本州の東北〜中部地方に分布するのに対し、近縁で別種のコアブラツツジは東海〜近畿、紀伊半島、それに徳島県と高知県から知られていて、カイナンサラサドウダンに似た分布を示します。山地の岩場周辺に生えるなど生育環境も似ており、地史的な理由があるのかもしれません。渥美半島では両種がすぐ近くに生えていて、同属とはいえ、樹高が低く、緑白色の壺形の花をまばらにつけたコアブラツツジは、薄暗い樹林下で小群落となっていてぐっとつつましやかな印象でした。 | |
■撮影地別 ○愛知県 ■クローズアップ ■群落 |
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2021.5.9 愛知県 |