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エゴマ (荏胡麻)
Perilla frutescens
 エゴマはシソと近縁の1年草で、食用や油を採る原料といえば、江戸時代に菜種が持ちこまれるまではエゴマの種子が一般的でした。東南アジア原産で古い時代に日本に導入され、今ではほとんど栽培されなくなった工芸作物ですが、かつて畑から逸出したものを野山で目にすることがあります。写真も、西彼杵半島の林道を散策していたときに道ばたに生えていたものです。やはり同種で変種関係にあるレモンエゴマとは、葉をちぎって揉んでみれば、レモンの香りがないことで区別できます。
■撮影地別
 ○長崎県長崎市


クローズアップ
■群落
2017.10.9 長崎県長崎市
2017.10.9 長崎県長崎市
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