Home > 2019年版・今年出会った花ベスト集 > ハリママムシグサ(t-yam1さん)


 この1年にみなさんがご自分で撮影された花の中から、
「今年出会った花ベスト1(3まで)」を選んでくださいました。
 一覧表はこちらで見ることができます。
連載開始は2019年11月15日です。

t-yam1さんの3つ目の作品はハリママムシグサです。


ハリママムシグサ

以下はt-yam1さんからのコメントです。

マムシグサの仲間の分類体系は、よく分かりませんでした。
今年は、「日本産テンナンショウ属図鑑」(邑田仁ら,北隆館,2018年)を参考に、この仲間の整理をしてみました。見直し修正や眠っていた画像を呼び起こすことができたのは有意義でした。
ハリママムシグサは透明感のある仏炎苞が特徴で、兵庫県の一部に生え、比較的小型です。美しいと思えるこの仲間の一つでした。

2019年4月29日 兵庫県
撮影 t-yam1さん

テンナンショウ属といえば、カンアオイ属とならんで地域ごとに独自の種への
分化が進んでいるグループです。わたしは今も悩みっぱなしですが、t-yam1さんは
この図鑑に導かれて撮影が進んでいるごようすで、うらやましいかぎりです。

t-yam1さんのHP「山散歩 花散歩 徒然想」では、t-yam1さんがていねいに
調べあげ、苦労して現地を探索して出会えた植物の数々が掲載されています。