Home > 2014年版・今年出会った花ベスト集 > アポイアズマギク(髭さん(みかん))


 この1年にみなさんがご自分で撮影された花の中から、
「今年出会った花ベスト1(3まで)」を選んでくださいました。
 一覧表はこちらで見ることができます。
連載開始は2014年11月14日です。

髭さん(みかん)の2つめの作品はアポイアズマギクです。


アポイアズマギク

以下は髭さん(みかん)からのコメントです。

蛇紋岩やカンラン岩というのは、植物の生長を阻害する物質を多く含んでいる。
 そのため、それらに耐性のある植物だけが生えるため、特殊な植物が多い山となる。アポイアズマギクの光沢のある葉や、幅の細さにその特徴が出ている。
花に吸蜜に来たヒメチャマダラセセリも写せたのは収穫だった。
北海道のアポイ岳で5月に撮影

2014年5月 アポイ岳
撮影 髭さん(みかん)

たしかに超塩基性岩地に固有の植物は、葉が細かったり、光沢のある葉を持つものが
多いですね。どのような植物生理学的な理由でそうなるのか、いつも不思議に思います。
アポイアズマギクは、この山の固有種の中ではまだしも数の多いほうなのが救いですね。

髭さん(みかん)のブログ「みかんの花日記」「髭さんのケイタイでパチリ」では、
ケイタイ植物写真家(?)である髭さん(みかん)が世界をまたにかけた取材の際、
携帯電話でパチリと撮られた写真が紹介されています。