ホメホテイラン（撮影　４月３０日） 去年まで２年ほどのあいだ、泊まりがけで植物観察に出かけることができなかったのですが、今年はその制約も解け、ひさしぶりに何度か遠出する機会を得ました。 まずは長年の宿題となっていたヒメホテイランを撮影しようと、はるばる出向いた青森県の山あいでは、図鑑などで解説されているとおり、まだ雪の残るヒバ林の林床でちょうど開いたばかりのこの花を初めて見ることができました。 本州にあるホテイランより小さいというわけでもなく、唇弁の裏側からのびる距がホテイランより短いことのほか、葉が斜め上向きにつき、葉裏が紫色にならないことも区別点のように思うのですがどうでしょう。